2009年09月27日

セットとカメラ


カブキンP作品

RidgerPの新作は、カメラと構成は相変わらずの舌を巻くレベルだったけど、手放しで12点とか付けられない私はひねくれた信者だ。新作は、技術的にはわかむらPの系統にあるに違いない。

が、AEの「セット感」が拭えてない。

あえてこうしたのかもしれない。というか、演劇的なステージというイメージでそうしたのだろうと思うのだけれど、AEを使った3D技術ならやはりわかむらPが上を行くのである。


わかむらP作品

0:30辺り、画面の両端がぼけているのがわかる。これは恐らく、被写界深度の浅さを表現したものじゃないかなと思う...多分。

AEにおける3D表現(ニコマスでいう所のわかむらP路線)を突き詰めていけば、それはカメラ構造の知識に至ると考えている。そして、その考えに基づけばカブキンPの新作は、RidgerPを超えていると言わざるを得ない。

RidgerPの新作の嵐が丘のシーンと見比べるとその差は顕著だ。以下スクリーンショットをぺたぺたと。

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被写界深度だったり画角だったり「カメラの存在」に対するこだわりは、手ぶれの再現にまで至っている(1:52からのシーンは逆に手ぶれが無かったりする)。

以上、あくまで表現の問題で、あえてセットっぽくするのも表現であると思う。その表現が必要となればいつでも使えるようにしておきたいのだけれど、いろいろと無い物が多すぎて途方に暮れるしかないのである。ぐぬぬ。
posted by tlo at 19:34 | TrackBack(0) | 動画紹介
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