2011年01月01日

太陽は如何に昇るのか


音声:ドリ音P、映像:RidgerP

初めて太陽のあずささんを見た時は、そこで何が起きているのか分からず、ただリピートしてため息を漏らすだけでした。今回、ドリ音Pの人力により3度上ることとなった太陽ですが、映像は2度目の太陽と同じものです。初見時はやはり、初代太陽と同じく何が起きているのかさっぱり分からなかったのですが、何度もリピートしていくうちにようやく見えてきた部分があります。
これが全てではないでしょうが、メモ代わりに書きだしていこうと思う次第です。

・視線誘導
この2分間。出だしと終わりのカットが以外は全て、「右から左への動き」が軸になります。視聴者はその流れに乗せられる形になります。
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ここから

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ここもです

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このフィルムの動きからしてそうですね。


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イントロには回転+ズームのシークエンスが入ります。これもまた人の目を引きつける仕掛けです。特に回転の強さは「わかむら回転寿司」でみなさんおわかりかと。

そして歌い出し、シンバルの音に合わせホワイトアウトで現れるあずささん。
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正面中央カメラ目線フィックスのカットはあずささん以外には使われていません。
左←右の動きを断ち切る強烈なアイキャッチです。

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ここも

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ここもです

2分の間ノンストップで一瞬たりとも目を離せないこの動画には、こんな仕掛けがあるのです。


・説得力
ニコ動一般に「技術力」といえば、画像合成、コンポジットを差して言われる事が多いです。が、RidgerPについていえば技術力というより、動画の「説得力」として機能しています。AEだけかあるいは3Dソフトを使ったのかFF14のスクリーンショットと合成したのか分かりませんが、いずれにしても圧倒的と言わざるを得ません。
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無音だというのに、これだけで十分間が保ってしまう強さです。

・情報量
わかむらPの動画も相当な情報量でしたが、RidgerPになると情報量は目に見えるものだけじゃなくなります。RidgerPが動画を作るとき想定するという裏設定がそれです。

例えばここ
ta09.jpg
Pと思われる男性の背後に落ちているヒマワリがフェードで消えます。広角カメラを使った極めて意図的な画です。
これは何を意味するのでしょう?

ta10.jpg
そもそもこの箱はなんなのか。

一歩間違えれば独りよがりな動画になるのを、先に述べた動画の「説得力」が、なにか意味深であるように思わせてしまう。RidgerPの動画は映画トレーラーじゃないかという説があるそうです。それが正しいとすれば、このPVは脳内にある本編のトレーラーになるのかもしれません。

以上、音に対するカッティングや、モーションの選択、文芸的な解釈などもっといろいろ有るかも知れませんがそれは諸ブロガーの方々が記事にするかもしれませんので期待したいと思います!



ta11.jpg
ロングで正面のカットはここだけで、わざわざ照明が切り替わる
誰も代わりは出来ないから。
あずささんの祈りとも叫びともとれる個人的今回のベストカット。
posted by tlo at 01:30 | TrackBack(0) | 動画紹介
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